構造とつまりの原因

便器のタイプには、腰かけるタイプの「洋式」と、しゃがみ込むタイプの「和式」がありますが、家庭用トイレでは洋式が多いため、ここでは洋式を中心としてとりあげます。

まず、洋式トイレの構造について理解しましょう。洋式トイレはタンク、便座、便器から成り立っています。つまる部位は主に便器の排水路です。便器内部の排水路は、汚物を洗浄水とともに排出させる通路で、幅が広ければつまりにくくなりますが、限られた水量で効果的に排出させるため、幅をむやみに広くすることはできません。

トイレットペーパー便器の排水路に異物がつまる原因としては、トイレットペーパーを大量に流してしまった、携帯電話などの異物を流してしまった、などのほか、タンクから流れる水量が少ない、ということが挙げられます。

異物を流してしまったことが原因でつまっているなら、それを除去することが解決策になります。一方で、タンクから流れる水の量が少ないのであれば、タンク内の異常を突き止めるのが対処策の第一歩となるでしょう。トイレの構造として、タンク内に一定量の水をため、一度に流すことで効果的に便器を洗浄するようになっています。タンク内に一定量の水がたまると浮き球が上がり、給水が止まります。もしも異物が挟まっているなどし、浮き球が正常に機能しないと、タンクに十分な量の水がたまらず、流れが悪くなるでしょう。水量が適切に調整されれば、トイレのつまりも解消されることがあります。

このように、トイレのつまりを上手に解消するためには、トイレの構造とつまりの原因を知ることが大切になってきます。続いては、つまりをなおす方法について触れていきたいと思います。

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